フィルターでデータを絞り込む
分析モデルを使用する際、特定のグループの行動だけを分析したい、特定の条件を満たすイベントを正確に特定したい、あるいは一部の異常データを除外して分析の正確性を確保したい場合があります。
機能説明
フィルターを使用すると、指定したプロパティと条件に基づいてデータを絞り込めます。イベントプロパティ、ユーザープロパティ、タグ、コホートはいずれもフィルターのプロパティとして使用できます。
たとえばapp storeでの課金状況を分析したい場合は、フィルター条件に【流入チャネル = app store】を追加します。これにより、イベントプロパティの流入チャネルがapp storeである課金イベントのみに基づいて、トリガーユーザー数が計算されます。
さらに特定の特徴を持つユーザーを選びたい場合は、並列条件をもう1つ追加してユーザーを絞り込めます。この条件と【流入チャネル = app store】は「かつ」の関係になり、両方を同時に満たすイベントのみがトリガーユーザー数の集計に使用されます。
並列条件間の関係を「または」に変更すると、いずれか一方を満たすイベントのトリガーユーザー数が結果として得られます。複数の並列条件グループを柔軟に設定して、分析対象をより正確に絞り込むこともできます。
分析モデルでは、単一の分析指標のみにフィルターをかけることも(図2)、「全体フィルター」ですべての分析内容に適用されるフィルター条件を設定することもできます(図3)。分析指標のタイプがカスタム数式の場合は、単一イベントのフィルター(図1)を使って、数式内の一部のイベントのみにフィルターを適用することもできます。
フィルター条件のロジック
テキストタイプ
- =:選択したプロパティが、設定した値のいずれかと同じ
-
≠:選択したプロパティに値があり、かつ設定したすべての値と異なる
-
含む:選択したプロパティに、入力内容と完全に一致する部分がある
例:「Xiaomi GetApps」は「Xiaomi GetApps」を含み、「Xiaomi」も含みますが、「Xiaomiストア」は含みません
-
正規表現にマッチ:正規表現を自由に設定でき、選択したプロパティがそのルールにマッチする必要がある
--よく使われる正規表現ルールの一部
--xxxで始まる
^xxx
--xxxで終わる
xxx$
--漢字のみで構成される
^[\u4e00-\u9fa5]{0,}$
--文字数がx~yの間
^.{x,y}$
リストタイプ
- list contains:リスト内のいずれかの要素が、設定した値のいずれかと同じ
時間タイプ
-
現在日付と比較:選択したプロパティと「本日」との差(暦日の日数)が範囲内にある。負の数は前、正の数は後を表す
-
イベント発生時間の相対値:
- between:選択したプロパティとイベント時間との差が範囲内にある。負の数は前、正の数は後を表す
- 当日、当週、当月:選択したプロパティとイベント時間が同じ日/週/月にあるかどうか
データが条件を満たすかどうかを判断する際、「日(相対)」は暦日ではなく24時間に相当します。たとえば、フィルター条件がイベント発生時間の相対値で -1~+1日 の範囲、イベント時間が2023年1月1日17:00:00の場合、選択したプロパティが2022年12月31日17:00:00~2023年1月2日17:00:00の間にあれば、そのイベントは条件を満たし、除外されません。
- 時間型のイベントプロパティは、表示タイムゾーンにオフセットしてから比較します。時間型のユーザープロパティやタグはオフセットしません
- イベント発生時間の相対値も、タイムゾーンオフセット後のイベント時間を基準にします
オブジェクトグループタイプ
- 条件を満たすオブジェクトがある:選択したプロパティ内のいずれかのオブジェクトが条件を満たす
- 条件を満たすオブジェクトがない:選択したプロパティ内のすべてのオブジェクトが条件を満たさない
- 全オブジェクトが条件を満たす:選択したプロパティ内のすべてのオブジェクトが条件を満たす
上記3つのフィルター条件のいずれかを選択した後、オブジェクトのサブプロパティが満たすべき条件も設定する必要があります。複数の並列条件を設定できます

