データテーブル
データテーブルは、システムが提供するデータ接続方法の1つです。このほかにSDK接続もあります。お客様は自社のデータをデータテーブルにインポートして、分析に利用できます。
現在、データテーブルはイベントプロパティとユーザープロパティの参照テーブルとして使用でき、表形式のファイルをインポートしてデータテーブルのデータを更新できます。
1. データテーブルの作成
「データテーブルを作成」をクリックすると、「ファイルのアップロード」または「SQL動的構築」の2つの方法でデータテーブルを作成できます。「ファイルのアップロード」を選択した場合は、表形式のファイルを1つインポートするだけで、新しいデータテーブルを作成できます(csvファイルの保存方法を参照)。なお、excel形式のファイルは100M、csv形式のファイルは500Mを超えることはできません。データファイルがこの範囲を超える場合は、作成後に増分更新で複数回に分けてインポートできます。
新しく作成したデータテーブルの列名は、アップロードした表形式ファイルの列名(1行目)と同じになります。また、各フィールドのデータタイプを指定する必要があります。テーブルのプライマリキーのデータタイプは作成後に変更できないことに注意してください。プライマリキーのデータタイプによって、関連付けられるプロパティの範囲が変わります。詳細は次の表を参照してください:
| プロパティのデータタイプ | 参照テーブルの追加に関する説明 |
|---|---|
| 文字列、数値、ブール値 | 参照テーブルを追加できます。テーブルのプライマリキーのデータタイプは、プロパティと同じである必要があります。 |
| 時間 | 参照テーブルを追加できます。テーブルのプライマリキーのデータタイプは文字列で、指定した時間形式と同じである必要があります。 |
| リスト | 参照テーブルを追加できます。テーブルのプライマリキーのデータタイプは文字列である必要があります。 |
| オブジェクト、オブジェクトグループ | 参照テーブルのプロパティは追加できません。オブジェクトのサブプロパティには参照テーブルを追加できます。 |
プレビュー画面で、各列のデータが正常に解析されているかを確認します。解析に失敗したデータ行は、「エラーの詳細」をダウンロードして確認できます。
表形式ファイルのデータは、新しく作成したテーブルに自動で挿入されます。ファイル内の異なる行で1列目の値が同じ場合は、重複を除いてからデータテーブルに挿入します。重複は、同じ値のうち行番号が最も小さいデータを残す方法で除かれます。(Tips: Schemaではアップロードしたテーブルの1列目がデフォルトでプライマリキーになり、プライマリキーの値は重複できないため、自動で重複が除かれます)
2. データの更新
増分更新は比較的軽量な更新方法で、更新時には変更のあった少量のデータをインポートするだけで済みます。インポートしたデータのプライマリキーの値がデータテーブルにすでに存在する場合は更新を行い、存在しない場合は新しいデータを1件挿入します。この更新方法では、インポートした表形式ファイルに含まれていないプライマリキーのデータには影響しません。
1回にアップロードできるファイルのサイズには制限がある(excel形式のファイルは100M、csv形式のファイルは500Mまで)ため、大量のデータを更新する場合は、複数回に分けてインポートしてください。
増分更新でアップロードする表は、現在のデータテーブルと構造が完全に一致している必要があります(列名と列の順序が一致している必要があります)。
変更するデータの範囲が大きい場合や、一部のデータを削除する必要がある場合は、置換え更新をおすすめします。この更新方法では、まず元のデータテーブルのデータをクリアしてから、今回インポートした表のデータをすべてテーブルに書き込みます。表形式ファイルの要件は増分更新と同じです。
データテーブルAPI を使ってデータテーブルを更新することもできます。v3.8より前に作成した参照テーブルを使用している場合は、参照テーブルAPIでデータを更新できます。
3. データテーブルの管理
データテーブル画面では、作成済みのデータに対して、テーブル構造の更新、テーブルの削除、テーブルとデータのバージョンの復元などの管理操作を行えます。
テーブルのフィールドの表示名を変更したい場合は、増分更新の際に編集できます。列を追加・削除したい場合や、列のデータタイプを変更したい場合(プライマリキーのフィールドはデータタイプの変更に対応していません)は、置換え更新の際に編集できます。
テーブル構造の変更は、このデータテーブルを使用しているアセットに影響するため、実装した後に反映されます。リストの実装ステータス列にも、データテーブルに未実装の更新があることが表示されます。実装する際は、今回反映するテーブル構造と関連する影響を確認する必要があります。
データテーブルのデータや構造を変更した後で元に戻したい場合は、データテーブルのバージョン履歴から復元できます。なお、復元内容はデータテーブルの構造とデータテーブル内のデータを含みますが、データテーブルとプロパティの関連付けは含まないことに注意してください。
データテーブルは削除すると復元できません。データテーブルがすでに参照テーブルとして追加されている場合、データテーブルを削除すると、それによって作成された参照テーブルのプロパティも同時に削除されます。
データテーブルAPI を使ってデータテーブルを管理することもできます。
4. データテーブルの使用
データテーブル画面では、データテーブルを1つ以上のプロパティの参照テーブルとして直接追加できます。詳細はデータテーブルとプロパティの関連付けを参照してください。もちろん、ユーザープロパティとイベントプロパティの画面で、データテーブルを参照テーブルとして追加することもできます。
5. 機能の権限
機能に関係するロール権限は次のとおりです:
| 機能 | 操作権限 | 機能の詳細 |
|---|---|---|
| メタデータ | 確認 | イベント、イベントプロパティ、ユーザープロパティのリストの確認、データテーブルのプレビュー |
| メタデータ | 確認 | プロパティの参照テーブルのエクスポート、データテーブルの内容のダウンロード、データテーブルの履歴内容のダウンロード |
| メタデータ | 編集 | ファイルアップロード型データテーブルの追加・編集、ファイルアップロード型データテーブルの履歴バージョンの復元 |
| メタデータ | 編集 | SQL文で作成するデータテーブルの追加・編集 |

