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ユーザータグ

最終更新 2026/10/03

タグは、システムが提供するユーザーを細分化するためのデータツールの一つです。1つのタグは、ユーザーを表すときに使う特徴の1つと考えることができます。たとえば【性別】、【年齢】、【アカウント残高】などです。日常的には、【性別:男性】、【年齢:40~50歳】、【アカウント残高:5000元以上】のように、複数の特徴で1人のユーザーを表します。システムでは、タグのサブタグでユーザーに印を付け、分析時にこれらのタグを使ってユーザーをフィルターしたり、ユーザーをグループ別に集計したりできます。

同じタグの異なるサブタグによって、ユーザーを複数の種類に分けることができ、各種類はサブタグで示されます。たとえばタグ【性別】では、サブタグ【性別:男性】、【性別:女性】でそれぞれユーザーに印を付けます。サブタグ同士に階層や数値の段階的な関係がある場合、そのタグはある観点でのユーザーの階層化とみなすこともできます。たとえば【最終課金からの経過日数:1日/1~3日/3~7日/...】などです。

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ユーザーを選び出すコホートに対して、タグはユーザーに印を付けるものに近く、この印は再利用性が高いため、通常はある抽象的なユーザーの特徴を1つのタグとして作成することをおすすめします。たとえばタグ【課金能力:低/中/高】、タグ【アクティブ時間帯:11~01時/2~4時/...】などです。また、サブタグの定義ルールと命名方法は、できるだけ社内で統一された認識に合わせてください。タグは作成後、複数のシナリオで再利用できます。

1. ユーザータグの作成​

ユーザー-タグでは、さまざまな方法でタグを作成できます。詳細は次の表のとおりです:

定義方法コホートタイプ説明

ID集合型

(ユーザーとサブタグの対応関係をタグの定義として保存します。このように定義したタグでは、対象範囲がほとんど変化しません)

IDタグ

  • ファイルをインポートして作成するタグです。ファイルには、IDまたはプロパティとサブタグの対応関係が含まれます。
  • 取得したIDまたはプロパティ値とサブタグの対応関係の一群をシステムにインポートし、タグとして作成する場合によく使われます。たとえば、オフラインのマーケティングキャンペーンで収集した携帯番号とユーザーの興味カテゴリーの対応関係や、サードパーティシステムからエクスポートしたユーザーリストとユーザーポイントの対応関係などです。
  • デフォルトの個人上限は50個です。

データ条件型

(ユーザーとサブタグの対応を決める計算ルールをタグとして保存します。ルールに基づいて計算するたびに、その時点でルールを満たしているかどうかを、タグを付けるかどうかの判断基準とします。

このタイプのタグのデフォルトのプロジェクト上限は200個です)

カスタム条件タグ

  • ユーザーがあるイベントを実行したか、または一連のイベントを順番に実行したかによって、ユーザーにタグを付けるかどうかを定義します。
  • ユーザーの行動やデータレポーティングされたユーザープロパティに基づいてユーザーを細分化する場合によく使われます。サブタグごとにルールを設定するため、複数の行動やプロパティを組み合わせてタグを定義できます。たとえばタグ【重要ユーザー】を定義する場合、【重要ユーザー:直近の課金額500元以上】、【重要ユーザー:直近のアクティブ度80%以上】のように、前者のサブタグはユーザーの課金イベントで、後者のサブタグはユーザーのアクティブ行動で定義します。
First or lastタグ
  • ユーザーが指定したイベントを初めて、または最後に実行したときの、あるイベントプロパティの値を、そのタグにおけるそのユーザーのサブタグとします。
  • ユーザーが初めて目標行動を行ったときの特徴や環境の状態(初回課金時の商品や課金額など)、または最後に目標行動を行ったときの特徴や環境の状態(最終アクティブ時のレベルなど)を記録する場合によく使われます。
指標値タグ
  • ユーザーのある時間範囲内のイベントプロパティを集計演算し、その集計結果をユーザーのサブタグとします。
  • 前日のアクティブ時間や直近30日間の課金額など、ユーザーの期間内の行動の集計結果を記録する場合によく使われます。
SQLタグ
  • SQL文で定義したユーザーとサブタグの対応関係です。
  • 複雑なロジックでタグを定義する場合によく使われます。「カスタム条件タグ」、「First or lastタグ」、「指標値タグ」では設定できない複雑なデータルールには、SQLタグを使用できます。

タグを作成するときは、タグの条件のほかに、タグの分析主体とタイムゾーンも選択する必要があります。

分析主体

タグはユーザーを細分化するためのツールですが、「ユーザー」の識別子にはデバイス ID、アカウントID、キャラクターID、プラットフォームIDなどさまざまなものがあります。「プロジェクト設定」では、AEのユーザーID以外のユーザー識別子(プロパティ)を分析主体として追加できます。これらの分析主体もタグで細分化できます。

タグを作成するときは、まずタグの分析主体を選択します。計算後に得られるのはその分析主体とサブタグの対応関係で、表示されるタグの「ユーザー数」もその分析主体の数です。

なお、イベントプロパティで作成した分析主体を選択した場合、カスタム条件タグでは「参加なし」の条件を使用できません。

タイムゾーン

プロジェクトで「マルチタイムゾーン」(【プロジェクト設定】で設定)をオンにしている場合は、タグの作成時に、まずタグの集計タイムゾーンを選択する必要があります。「カスタム条件タグ」、「First or lastタグ」、「指標値タグ」、「SQLタグ」の定義でイベントデータを使用する場合、イベント条件の時間範囲はデフォルトでタグのタイムゾーンにおける時間範囲になります。データレポーティングされたイベントが別のタイムゾーンの場合は、イベントのタイムゾーンを変換してから条件を満たすかどうかを判断します。たとえば、表示タイムゾーンがUTC+10で、定義した条件が「前日に課金した」の場合、課金行動の時刻をUTC+10に変換してから、前日に発生したかどうかを判断します。

なお、分析時に別の表示タイムゾーンを選択してダッシュボードやレポートを確認しても、使用されるタグデータは元のタイムゾーンでの結果であり、集計タイムゾーンはそれに合わせて変わりません。

2. ユーザータグの更新​

タグは事前計算型のデータです(アドホッククエリとは異なります)。つまり、システムはあらかじめタグを計算しておき、その後の分析やエンゲージでは結果データを使用します。使用するたびにタグを計算し直すわけではありません。事前計算により、使用時の計算の複雑さや重複計算を大幅に減らし、データ活用の効率を高められますが、その分データの鮮度は犠牲になります。ほとんどの分析シナリオでは、日単位で更新されるタグで十分です。

データ条件で定義されるタグについて、システムは次のような複数の更新方法に対応しています:

更新方法説明
自動タグの作成時や編集時に、カスタム条件タグ、First or lastタグ、指標値タグ、SQLタグの自動更新スイッチをオンにすると、システムは毎日の定刻にタグを自動更新します。IDタグはこの更新方法に対応していません。
手動カスタム条件タグ、First or lastタグ、指標値タグ、SQLタグは手動で更新できます。現時点のタグデータが必要な場合は、手動で更新を1回実行できます。IDタグは、新しいファイルを再度インポートして更新する必要があります。
計算を作成すべてのタグは、作成後すぐに1回計算されます。
計算を編集条件またはタイムゾーンを変更して保存すると、すぐに1回計算されます。

なお、システム内のユーザーデータとイベントデータはリアルタイムで更新されるため、タグの定義で「当日」のイベント条件を使用できますが、タグの計算時には計算時点までの当日のデータしか使用できません。1日分のデータを使用する必要がある場合は、前日までのイベント条件を使用してください。

履歴データを分析する際、過去のある時点のユーザーのサブタグを使用する必要がある場合があります。タグは「日付バージョン」によって、ある日付時点でのユーザーのそのタグにおけるサブタグを保存します。日付バージョンの詳細は、タグの日付バージョンを参照してください。

3. ユーザータグの管理​

タグの画面では、作成済みのタグに対して、編集、削除、ダウンロード(IDタグのみ)、更新、バージョン管理などの管理操作を行えます。タグのバージョン管理の詳細は、タグの日付バージョンを参照してください。

タグは、仮想プロパティ、レポート、コホート(エンゲージモジュールで作成したもの)、アラートなどのアセットで使用されることがあるため、タグを編集・削除すると、これらのアセットのデータが異常に変動したり、計算できなくなったりする可能性があります。削除または編集するタグに依存するアセットがある場合、システムはその影響範囲を表示します。操作者は影響を判断したうえで、削除・変更を続行する必要があります。

4. ユーザータグの詳細​

タグのタグ名をクリックすると、タグの詳細を確認できます。タグの詳細は、タグの定義とタグのデータの2つの部分に分かれています。下図のとおりです:

データテーブルの「ユーザー数」をクリックすると、該当する日付でそのサブタグが付与されたユーザーのリストにドリルダウンできます。

テーブルには最大1,000行のユーザーデータが表示されます。さらに多くのデータが必要な場合は、テーブル右上のダウンロードボタンをクリックすると、最大500,000行のユーザーデータをダウンロードできます。

なお、ユーザーリストのページでテーブル右上の「更新」をクリックしても、タグの結果データを再度照会するだけで、タグ自体は再計算されません。ただし、そのサブタグのユーザーのプロパティデータは更新されます。

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