データ消去ツール
1. 概要
データ消去ツールは主に、AEシステム内のデータを消去するために使用します。期間やイベントタイプに基づくイベントデータの消去、または全量データ(ユーザーデータを含む)の消去に対応しています。イベントテーブルとユーザーテーブルのMetaデータ(つまりテーブル構造)は消去されません。Metaデータを消去したい場合は、新しいプロジェクトを作成して古いプロジェクトを削除することをお勧めします。
データの削除は、テストデータの消去やデータ異常への対応時にのみ行うことをお勧めします。頻繁にデータを削除する手段としての使用は推奨しません。本ツールは慎重に使用してください。
2. 使用方法
2.7以前のバージョンでは、ta-data-delを実行してデータ消去ツールに入ってください
データ消去ツールは、オンプレミス版のユーザーのみ使用できます。rootユーザーで、オンプレミスクラスター内の二次開発ツールがデプロイされたサーバー(分散構成の場合はデフォルトで最初の3台)にログインし、su - taを実行します
次にta-tool data_delを実行すると、データ消去ツールの画面に入ります。
2.1 削除するプロジェクトのappidを入力
プロジェクトのappidは、AE管理画面の「プロジェクト管理 → プロジェクト設定 → プロジェクト構成」にあるプロジェクト情報カードで確認できるほか、「データ → データソース → データインポート」のページヘッダーでも確認できます。
2.2 プロジェクト名の確認
入力が完了すると、削除対象のプロジェクトのプロジェクト名が表示されます。"y"を入力すると確定し、"n"を入力すると操作をキャンセルします
2.3 データ削除タイプの選択
次に、削除するデータを選択します。イベントデータ(つまりイベントテーブル内のデータ)のみを削除するか、全量データ(すべてのイベントテーブルデータとすべてのユーザーテーブルデータ)を削除するかを選択できます。2つの削除方法で利用できる操作は次の表のとおりです:
| 削除データタイプ | イベントデータのみ | 全量データ |
|---|---|---|
| イベント(event)テーブルを削除するか | √ | √ |
| ユーザー(user)テーブルを削除するか | √ | |
| 時間を選択できるか | √ | すべての時間 |
| イベントを選択できるか | √ | すべてのイベント |
2.4 イベントデータを削除する場合の操作
次に、削除するイベントのイベント名を入力します。ここで入力するイベント名はデータ送信時のkey値であり、表示名ではありません。イベント名は「データ → データ管理 → イベント」で確認できます。複数のイベントを削除する場合は","で区切ります。入力が完了すると、削除予定のイベント名が表示されます。
何も入力せずにEnterキーで確定した場合、すべてのイベントデータを削除するものとみなされます:
2.5 イベントデータを削除する時間範囲の入力
次に、データを削除する期間を入力します。選択できる時間粒度は「日」です。日付はyyyy-MM-ddの形式で入力してください。何も入力せずにEnterキーで確定した場合、既存データの初日/最終日を選択したものとみなされます。具体的な操作は次の表のとおりです(空欄は入力しないことを示します):
| 削除データタイプ | 開始日 | 終了日 |
|---|---|---|
| 全期間のデータを削除 | ||
| 初日から特定の日までのデータを削除 | 日付を入力 | |
| 特定の日以降のデータを削除 | 日付を入力 | |
| 特定の期間のデータを削除 | 日付を入力 | 日付を入力 |
ここでは、全期間のデータを削除する場合を例に説明します:
2.6 カスタム条件の使用
削除の開始日と終了日を指定した場合、カスタム条件の入力欄が表示されます。この機能を使うと、SQL文で削除データの判定条件をさらに細かく指定できます。入力したカスタム条件は、削除文のWHERE条件として使用されます。特定のフィールドに対してis not null /is nullを手動で指定していなくても、システムは最終的な条件に"col" is not nullを自動的に付加します。
カスタム条件の構文はpresto標準に準拠します。削除前に、削除文のSQLプレビューと条件に合致するデータ量が表示されます。まず「SQL IDE」で削除対象のデータをクエリしてから、WHERE句の条件をここのカスタム条件にコピーすることをお勧めします。
カスタム条件にサブクエリ文は入力できません
2.7 最終確認
最後に、プロジェクトのデータを削除する前に最終確認が行われます。確認内容には、削除対象のプロジェクト名、削除するイベント名、削除する期間が含まれます。確認は合計2回必要です(2回目には、削除後はデータを復元できないことが改めて通知されます)。2回とも"y"を入力するとデータの削除が始まります。誤りがある場合は"n"を入力してツールを終了し、入力し直してください:
2.8 全量データを削除する場合の操作
全量データの削除を選択した場合は、そのまま削除前の確認に進みます。同様に確認は2回必要で、2回とも"y"を入力するとデータの削除が始まります。誤りがある場合は"n"を入力してツールを終了し、入力し直してください:
3. 注意事項
3.1 データ消去ツールはテーブル内のデータのみを消去し、次のデータは消去しません
- プロジェクトメンバーのデータ
- プロジェクト情報のデータ(プロジェクトIDおよびAPPID)
- 使用済みイベント量
- イベント、イベントプロパティ、ユーザープロパティのメタデータ
- およびメタデータ管理で設定した表示名、備考、非表示状態、ダッシュボードとレポートの情報など。
上記のデータを消去したい場合は、新しいプロジェクトを作成することをお勧めします。
3.2 データ削除中は、削除対象の期間に新しいデータが送信されないようにする
データ消去ツールを使用する前に、削除対象の期間に新しいデータが送信されないようにしてください(たとえば前日のデータを削除する場合、削除中に前日のデータを送信しないでください)。これにより、データ消去の効果が確保されます。データ削除中に削除対象期間のデータが送信されると、データが完全に削除されない可能性があります。
3.3 データ削除の実行時に表示されるメッセージ
バックグラウンドのデータ同期タスクが終了してから削除を実行する必要があります。5分後に再試行しますので、お待ちください!1回目
プログラムが自動で実行するのを待つか、しばらく待ってから削除操作を再試行してください。

